2024/04/06 17:22
【 2023/05/15】2023年度種まき完了!
今年も稲作開始の季節がやってきました!
GWから本日にかけて、田植えに向けて少しずつ準備をしていきました。
昨年のお米は早い段階でほぼ売り切れで、予備の穀物庫を開くほどでした。
これまでそこまで困ったことがなかったので驚きです。
既に今年分の予約が入っている状態ですが確約はできないので、去年までに取引があった方の分だけ受付ました。
今回は、そんな令和5年度の稲作(準備編)についての記録を記事化していきます。
畑の準備
まずは、畑に有機肥料を撒いて全体を耕します。
畑を耕したら水を張る前にしばらく放置して馴染ませてます。
種まき
畑の準備が整う間に種まきをします。
今年は土の種類を変えました。
変えた理由は、今年の土は1袋20kgと扱いやすい(去年の土は1袋24kg)ことと、今年の土の方が粒が揃っていて水捌けが良いと判断した点にあります。
とは言っても、去年と成分は変わらず栃木の気候に適した肥料成分なので、最終的な収穫高にそこまで大きな変化はないと考えています。
こればかりは、実際の収穫を待ってみないと分からないので楽しみです。
さて、まく種はお馴染み“コシヒカリ”!
今回は農家の仲間から機械をレンタルさせてもらいました。
とんでもないスピードで苗箱ができていったので、終始スムーズに終えることができました。
本来の場所に置ききれない程度できたので、別のスペースで育苗していきます。
とりあえ今年の苗はこれで様子見!
後は、田植えまでにしっかり育っていくことを祈ります。
【 2023/10/13】2023年度の稲刈りスタート!
今年も始まりました稲刈りシーズン!
本日はコンバインの調整も兼ねて試し刈りです。
基本的に簡単なオイル注しと動力を動かす程度のメンテナンスでしたが、今年もちゃんと動いてくれそう!
でもちょいちょい刈り残しがチラホラ見えます。
原因はこの謎のツタです!
挟まると取り出すのが厄介な荒くれ者です。
うちの米作りにおいては、周りの稲作農家と比べても除草剤(クリンチャーバス)の使用量は少なめです。
今年はさらにその使用量を少なくし、且つ限定的に使ったため、雑草などが生え放題な模様!
その分手間はかかりますが、今年も頑張っていきたいと思います!
使用した薬剤等
★オリゼメート
【オリゼメートの特徴】
~殺菌しない~
オリゼメートの主成分である「プロベナゾール」には殺菌作用はありません。
プロベナゾールは、薬剤の力によって病原菌を殺すのではなく、本来植物が持っている抵抗力を上げ、植物の力によって菌を抑制します。
参考)
(念のためURLも…→「http://www.jppn.ne.jp/jpp/s_mokuji/20150814.pdf」)
★クリンチャーバス
【クリンチャーバスMEの特徴】
クリンチャーバスはノビエや広葉雑草に高い効果を発揮する除草剤です。
シハロホップブチル3.0%、ベンタゾンナトリウム塩20.0%を主成分とします。
シハロホップブチルは散布後速やかに分解され不活性化されます。
ベンタゾンナトリウム塩は稲への残留がない(極めて少ない)成分です。
散布後60日後に収穫した稲での残留農薬の調査の結果、麦わらには0.04mg/kg、可食部には検出不可(定量限界以下)でした。(ベンタゾン農薬評価書より)
水稲への影響が極めて少ない上に人畜毒性は普通物(毒劇物に該当しない)で、人が誤飲した場合でも毒性が非常に低いとされています。
安全性は高いですが、散布後3日以内に雨が降るとほぼ効果がなくなってしまうので少し扱が難しいです。
参考)
【2023/10/29】今年の新米がやっと出来上がってきました🌾
今年の稲刈りも段々と進んでいます。
この前は雑草が絡まりが酷いので、コンバインの刈り刃を交換して稲刈りに臨みました。
さてこの刈り刃は刈れるのか……。
バリバリ刈れるやん!
スムーズに刈ることができて作業も捗る捗る……!
その間に別の機械で行っていた籾の乾燥も完了!
脱穀機で籾殻を除去していきます。
玄米の完成!
今年も中々良く熟しているようです。
さてさて精米もしてみると……。
綺麗な白いお米になってくれました!
これで今年も一段落!
今年も無事に収穫することができてよかったです。